そろそろ家を売って日本に本帰国したい、子供たちが巣立ってもう少し小さい家に住み替えたい、家族が増えたのでもっと大きい家にステップアップしたい、そんな風に家の売却を考えている方、まず何から始めたらいいのか迷っていたら、ぜひこの動画を最後までご覧ください。たった3つのステップで、あなたの家をマーケットに載せる準備ができます。
✓ ステップ1:自分が一番働きやすいと感じる不動産エージェントを選ぶこと
どうやってエージェントを選んだら良いのか、このテーマだけでまた一つの動画ができちゃうんですけれども、ローカルの不動産マーケットに詳しいということ、ローカルのエージェントとネットワークを持っていること、そして何より一番重要なのは、話をしてみて、コミュニケーションがしやすいかどうかということは絶対に見ていただきたいです。家を売るプロセスの中で、オーナーさんご自身とのコミュニケーション、バイヤー側のエージェントとのコミュニケーション、オープンハウス等で直接ポテンシャルバイヤーとのコミュニケーション、エスクロー会社やインスペクター、その他あらゆる方面とやりとりをするハブになる存在として、「コミュニケーションが最大のキー」となるので、必ず決める前にエージェントのインタビューをすることをオススメします。
✓ ステップ2: 費用対効果の高いリモデルを行うこと
「バイヤーは家を見て、8秒で買いたいかどうかを判断する」という風に言われています。ちょっと大袈裟に言っているかもしれませんが、ポイントは「バイヤー視点に立って、自分の家が見られるか」ということだと思います。少しの投資で、バイヤーからの見え方が劇的に変わることが良くあるので、その辺をどう判断するのかが大事になってきます。ここで、4つの費用対効果の高いリモデルをご紹介したいと思います。
#1 オープンな間取りを作る
もし構造上問題ないのであれば、無くしてもいい壁を取っ払って、多くのバイヤーが憧れるような広いレイアウトを作り上げることによって、家の価値が上がることが多いです。
#2 新しい床に張り替える
最近のトレンドでは、日本人だけではなく、あらゆる人種が、カーペットではなく、フローリングを好む方が多くなっているそうです。床を新しいフローリングに張り替えることによって、コストの106%のリターンが期待できると言われています。これは、家売る直前にやるよりも、2−3年前にやっておいた方が、ご自身も数年楽しめますので、すごくオススメです。
#3 キッチンやバスルームのドアノブ、蛇口、シャワーヘッドなど、錆び付いているものがあったら、それを新しいものに取り替える
それだけで、モダンなイメージに生まれ変わります。また、水回りに良くあることですが、掃除してもなかなか取れないカビがついていたら、汚いイメージになるだけではなく、inspectionの段階で必要以上に「カビの被害がある」と指摘されることがよくあります。それを避けるためにも、「recaulking」と言って、まいはだを詰め直すことによって、見た目も良くなりますし、水漏れの防止になるので、オススメです。
#4 インテリアの壁の色をニュートラルな色に塗り直す
壁を塗り替えるだけで、フレッシュで清潔感のあるイメージになります。もし今現在の壁の色がクセの強い色でしたら、多くのバイヤーに対して「この家は自分に合わない」という印象を植え付ける事になりかねないので、事前に塗り直すことをオススメします。
✓ ステップ3:ホームインスペクターを雇って、家の点検を行ってもらうこと。
本来であれば、バイヤーと契約を交わした後に、バイヤーがプロのインスペクターを雇って、家の点検をするのが通常の手順です。ここで言っているのは、セラーご自身が数百ドルの経費を使って、事前にインスペクションを行うということです。少しだけお金はかかりますが、住んでいても自分が意外と気づいていない家の不具合を見つけてもらうことで、後々バイヤーからどんな交渉がきたとしても、心の準備ができて、焦らず対処できると思います。これも一つの費用対効果のいい投資だと思いますが、お金払ってまでやりたくないわ、という方は、ご自身でもある程度点検ですます。checklistをリンクに貼っておきますので、こちらをぜひダウンロードしてご活用ください。
家の点検チェックリスト ダウンロードはこちら ⇢ https://drive.google.com/file/d/10y4e4Sps812SQ15ilsrVc312DsAkQBv4/view?usp=sharing
家を売るための完全ガイド ダウンロードはこちら ⇢ https://view.flodesk.com/pages/6297b8adfcd62d77ac3e4d2a
まとめ
Checklistを元に、各部屋を順番に回って、「自分がバイヤーだったら」という視点で気になる箇所がないか、チェックをしてみてください。もちろん、ここで、気になる全てのことを直さなければいけないということはなくて、ご自身の予算、タイムリミット、費用対効果も考えつつ、何を優先して直せば良いのかを、エージェントの方に相談してみてください。
家をマーケットに載せる準備ができたら、次はプライシング(値付け)です!これにはいくつかのやり方があるので、一番効果的なやり方も含め、次回の動画で紹介していきたいと思います。