今、トーランスでアパートが爆増している意外な理由

Torrance

トーランスを車で走っていると、最近こんな光景をよく目にしませんか? 「あれ、ここのレストランなくなっちゃったんだ」 「ここ、広い駐車場だったのに、いつの間に3階建ての家が並んでる!」 特にHawthorne Blvd沿いのBlack Angus跡地や、長年親しまれたボウリング場 Gable House Bowl の取り壊しは、地元住民にとってかなりショッキングなニュースでしたよね。

「なんでこんなに急に、アパートばかり建つの?」 その裏側には、実はカリフォルニア州全体を巻き込んだ「ある切実な事情」があったんです。

1. ランドマークが「巨大アパート」に変わる理由
Hawthorne Blvdの象徴だったボウリング場「Gable House Bowl」。あそこには今、218戸もの巨大な5階建てアパートメントが建設されています。
実はこれ、1階部分にはお店が入る「ミックス・ユース(複合型)」という形。
* 市の本音: 「商業地としての賑わいは残したい!」
* 開発業者の本音: 「とにかく住宅をたくさん詰め込みたい!」
この両者の妥協点として、今の「1階が店舗、上が住宅」というスタイルが主流になっているんです。

2. Del Amo Mall周辺が「住宅街」に!?
モールのすぐ東側、Madrona AveやCarson St沿いでも、かつての駐車場や古いオフィスビルが次々とタウンハウス(Lennar社のFashion Square Projectなど)に姿を変えています。
これまでは「車でモールに行って買い物をする」のが当たり前でしたが、これからは「モールの隣に住んで、歩いて買い物に行く」という、都市型のライフスタイルへ強引にシフトさせようとする動きが見て取れます。

3. なぜ「今」一気に増えているの?(ここが裏話!)
実は、トーランス市が「建てたくて建てている」だけではないんです。背景にあるのは行政の焦り。
* 州政府からのノルマ: カリフォルニア州は深刻な住宅不足。各都市に「これだけの数の家を建てなさい」という厳しいノルマ(RHNA)を課しています。
* 厳しい罰則: もしノルマを達成できないと、市は州から補助金をカットされたり、住宅建設の許可権限を奪われたりしてしまうんです。
* 反対できない市議会: 以前なら「渋滞が増えるから」と住民が反対すれば止まったプロジェクトも、今は州法(SB9/SB10など)の力が強く、市側も「許可せざるを得ない」のが本音。

結論:トーランスは「脱皮」の真っ最中
私たちが今目にしている景色は、単なる工事現場ではありません。「車で行く商業の街」から、「歩いて暮らす高密度な住宅都市」へ。トーランスという街が、大きな脱皮を遂げようとしている歴史的な瞬間なんです。

お気に入りのレストランがなくなるのは寂しいですが、新しい住人が増えることで、街がより活気あふれる場所になるかもしれません。

次にHawthorne Blvdを走る時は、「あぁ、これが例のノルマの成果か…」なんて思いながら、新しい街の形を眺めてみるのも面白いかもしれません。

もっと詳しいことは、ローカルの不動産エージェントに相談して、プロセスをナビゲートしてもらってください!

トーランス、パロスバーデスなどロサンゼルスサウスベイ近辺の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

yuiueno0520@gmail.com

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Yui Ueno
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